ワーママ正社員疲れた …。限界を迎え会社を辞めた私の体験談と今思うこと

ワーママ正社員疲れた 働き方

今日もおつかれさまです。豆腐メンタルママのみけです。

新卒で入社し、正社員として7年間(うち2年育休)働いていた会社を辞めて、現在無職です。「ワーママ正社員」という働き方を、一旦手放してみて1か月ほど立ちましたが、私は仕事を辞めてよかったと思っています。

この記事では、

  •  ワーママ正社員疲れた …限界を迎えた私の体験談
  • ワーママの仕事がうまくいかない理由
  • ワーママ正社員を辞めた私が今思うこと

について私なりの考えを書こうと思います。

ただ、ワーママといっても十人十色。私がどんなワーママだったかを簡単にまとめてみました。

  • 3歳と1歳と男の子のママ
  • 退職前は新卒で入社したベンチャー企業に7年勤務(うち育休2年)
  • 在宅でリモートワーク
  • 実家は遠方の核家族
  • ワンオペ育児

詳しい自己紹介はこちらの記事で紹介しています。

関連記事:豆腐メンタルママ みけの自己紹介

一つでも共通点のあるママさんにとって、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

ワーママ正社員疲れた …限界を迎えた私の体験談

ワーママ

元ワーママ正社員の私は、2度の職場復帰を経験しました。今振り返れば、1度目も2度目も職場復帰でいろいろなことがあったので、赤裸々に書きたいと思います。

壁にぶつかりまくった1度目の職場復帰

1度目の職場復帰では、多くのワーママが直面するであろう壁にしっかりとぶつかり、さまざまなことを学びました。

子どもが熱を出して仕事にならない

まず私が直面したのは「子どもがめっちゃ熱を出す」問題でした。月曜、保育園に行っても途中で「熱がある」と呼び出しがあり、「熱が出てから24時間ルール」で火曜は欠席。水曜再び登園するも、また熱で呼び出しからの木曜休み。そして、迎える金曜日…。とにかく、早退と欠席の繰り返し。

リモートワークだったこともあり、自宅で子どもを見ながら仕事をしていたのですが、全く思い通りに進まず、本当に参りました…。

バリキャリなママ社員の先輩の圧に負けメンタルを崩す

「子どもの熱」というワーママの洗礼を受けつつも、なんとか仕事を続けていたところ、部署異動をすることに。異動先には、バリキャリなママ社員の先輩。怖い先輩+ハードな仕事内容でしたが、とてもやりがいのある仕事だったため、なんとか持ちこたえていました。

しかし、ストレスからメンタルにきてしまい、人生で初めて仕事をお休みすることになりました。

第2子妊娠発覚、ひどいつわりで寝込む

メンタル不調で休むことになり、まもなくしてなんと第2子の妊娠が発覚。後々考えると、妊娠もあいまって体調が崩れたのかなとも思いつつ…。

とはいえ、働けず寝込んでいる状態は、本当につらく毎日泣いていました。何がつらかったのかというと、何もできない自分に直面することでした。毎日、横になり、仕事はおろか、ご飯もつくれない。そんな状態がつらくて仕方がありませんでした。

そんなとき、会社の元同期の友人が心配して電話をくれました。そのとき、彼女が「〇〇ちゃん(私の名前)、なーんにもしなくても生きてるだけでOKって思えなきゃ、精神的に健康じゃないらしいよ」と教えてくれました。

シンプルですが、私はこの言葉にすごく救われました。何かやらないと、できないと、自分を肯定できなかったことで、自分自身を苦しめていたことに気づくことができたからです。この言葉をきっかけに「何もできなくても、生きてるだけでOKなんだ」と自分に言い聞かせるようになりました。

違う部署に異動し育休へ

結果的に、私は2か月の休職を経て、以前とは異なる部署に異動しました。その部署では、私の事情を理解してもらえていたことや業務内容も今までの経験が活かせる場所だったため、安心して働くことができました。そして、2度目の産休・育休に入りました。

2度目の職場復帰。理解のある職場で順調に働いていたものの…

第2子出産後、育休を経て、元の部署に職場復帰しました。2人目も熱を出すことが多くありましたが、理解のある職場と2人目の慣れもあり、何とか乗り切っていました。

しかし、復帰後落ち着いてきたころに担当業務が変わることになりました。その業務内容が私が苦手とする分野だったこともあり、再びストレスフルな状態に。仕事と家庭との切り替えがうまくいかず、不安や不眠の症状に悩まされるようになりました。

「子どもたちとおだやかに過ごしたい」という思いから正社員ワーママを辞めることを決意

仕事と家庭との切り替えがうまくできず不調を感じた私は「このままじゃいけない」と思い、自分の本当の気持ちに向き合うようにしました。

その結果、今の私の一番の願いは「子どもたちとおだやかに過ごす」ということでした。人生における優先順位を考えたとき、子どもたちが小さいうちは収入よりも心のおだやかさを優先したいという気持ちが明確になり、正社員ワーママを辞めることを決意しました。

 

ワーママの仕事がうまくいかない理由

ワーママ

正社員ワーママを辞めてから、改めてワーママの仕事がうまくいかない理由を考えてみました。

仕事がスムーズに進まないことへのストレス

多くのワーママが抱えるお悩みの一つが、仕事がスムーズに進まないことだと思います。子どもの体調不良で保育園から呼び出され、仕事を休むことも多々。出勤できない、または仕事が進まないことによるストレスは本当に大きいものです。

仕事内容へのストレス

仕事の内容が変わることにより仕事へストレスを感じることもあると思います。私も苦手な仕事を断れず無理して続けた結果、大きなストレスになりました。

人間関係への疲れ

育休から復帰すると部署の異動や人事異動などで人間関係に変化があることも。コロナの影響で、育休中に家族以外の人と接することが少ないと、他の人とのコミュニケーション自体にストレスを感じてしまうこともあると思います。

心身ともに疲れがとれない

朝起きてから寝るまで、家事育児→仕事→家事育児→寝るというワーママの生活は、客観的に見て本当にハードワークです。また、個人的な話なのですが、第2子を出産してからPMSが驚くほどひどくなり、心身ともに疲れを感じることが多くなりました。

このように心身の疲れがとれず、PMSといった負担も抱えながら働くことは、とてもハードなことだと思います。

家事や育児へのストレス

ママが中心で家事や育児を行っているご家庭では、そのストレスはとても大きいと思います。私もワンオペだったため、毎日保育園のお迎えに行きながら「ここからが本番!」と気合を入れ直していました。

ワーママ正社員を辞めた私が今思うこと

思うこと

しんどかった原因は「こうあるべき」という思い込み

ワーママ正社員を辞めてみて、改めて何が自分を苦しめていたのか考えると「こうあるべき」という思い込みが強かったことだと思います。

今まで頑張って勉強して、大学へ進学して、就職して…。「あるべき姿」を目指してがんばれば、何だってできると思い込んでいました。

だけど、子育てという「自分ではコントロールできない」ものと直面して初めて「あるべき姿」のようにできないこともあると知りました。そして、「人間はそれぞれ違う」という当たり前のことに気づかせてもらいました。

第一子が生まれたばかりの頃は、平均と比較して発育が順調かといったことばかり気にしていました。だけど、今は自分のペースで育ってくれればそれで充分幸せだと思えるようになりました。

それは、子どもだけでなく、大人も一緒なんだと思います。ワーママといっても、仕事や子育てする環境、地域や家族の構成でまるで違う。ましてや、性格やストレスの感じ方も、一人として同じものはないはず。

だから、周りではなく、自分自身の本当の気持ちにに向き合っていくことが一番大切なことかもしれないと、正社員ワーママを辞めてみて思うようになりました。

心の声を聞いて、自分に合ったオリジナルの働き方や子育てを見つけていく

私は退職にあたって自分の考えや思いの棚卸を行いました。その結果、少しずつ自分の進みたい方向性が見えてきているような気がします。

自分の本当の気持ちに向き合う方法についてはこちらの記事で紹介しているので、もしよかったら読んでみてください。

関連記事:ワーママだけど仕事を辞めたい …元正社員ママが退職時に実践した3つのステップ

子育てに奮闘するママさん、本当におつかれさまです

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。私の体験が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

私は、働いていても、そうでなくても子どもを育てているということ自体がとても尊いことだと思っています。

日々子育てに奮闘するママのみなさま、毎日本当におつかれさまです。

大変なことも多いですが、一緒に子育てを楽しんでいけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

プロフィール

アラサーの元会社員ワーママ。豆腐メンタルながら2人の男の子(3歳、1歳)の子育て中。自己肯定感の低さから多くの悩みを経験し、試行錯誤から得られた学びや気づきを発信中。

ゆるミニマリスト、人の人生を聴くのが好き。

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